レッツノートR3 復活
レッツノートR3が3年ぶりに復活しました.
前回までのあらすじ
2004年7月 購入.当時199,200円.

2008年8月 動作がかなり不安定になる.サポートセンターでHDDの故障が確認され修理費5万円と言われたのでキャンセル.封印.
おじさん編
2009年5月 アマチュア無線とかラジコン飛行機とか家電の分解組み立てとかなかなか良い趣味をもっている伯父さん(現在64歳)に修理を依頼.HDD代だけで直してくれました.
一応起動はしたのですが,2,3日で使い物にならなくなりました.
まず,ACアダプタ挿していないと起動しない.無線LAN使おうとするとブルースクリーン.部品が2つ余っている.ネジが1本足りない.と,よくこんな状態で起動に成功したと思うような仕上がり.
伯父さんの修理が完全じゃなかったんだ.でも伯父さんは悪くない.あたしが悪いんだ.
いや,実際よくやってくれたと思うよ.壊れかけのHDDから新品のHDDにコピーして実際に起動するところまで成功していたもんなあ.しかし,とうとう電源すら入らなくなったので押入れに封印.
なかったことにしてはいけない
そして,今年.レッツノートR3をあきらめ6月に新しいノートPCを購入.
先週.Windows8のお試し版を古いデスクトップPCにインストールするために押入れガサゴソ.
レッツノートR3が目に入る.そろそろ捨てようかと思ってなんとなく電源入れたら起動した.
と思ったら,また起動しなくなる.なんか叩けば直るみたいな雰囲気.
Windows8のインストール作業やその後ののべ3回にわたるLinuxのインストール作業ですっかりパソコンいじりが趣味だった頃のスピリットが復活してた.新しいノートPCもあるし,失敗しても後悔はないだろう.
12時間のOS漂流をなかったことにしてはいけない.おまえが立っているその場所はうんたらかんたら
深夜4時から分解スタート
Panasonic Let's note CF-R3 分解→HDD取り外しまで(約7分間ノーカット) - YouTube
この動画を参考に分解.セロハンみたいなピロピロのケーブル外すのが難しかったです.それ以上につけるのが難しかった.なんとなく予想はしていたけど,HDDのピンがそのままでした.
Let's note「CF-R1」で遊ぼう 「CF-R3」のHDDを交換してみよう!
レッツノートのHDDは電圧が特殊で,市販のHDDを使うにはピンを2本折る必要があるようです.おそらくこれをやっていなかったから電圧が狂ってACアダプタ無しでは起動できなかったと思われ.
躊躇なくピンを2本折る.勝利の予感しかしねえ.
ラスボスは無線LAN
普通に起動するぞ.ACアダプタを外した状態でも起動を確認.1時間くらい使っても大丈夫で勝利を確信して無線LANの電源を入れたときに悲劇は起こった.

顔面ブルースクリーン.これはいつ見てもドキッとするよなあ.無線LANをONにしてもブルースクリーン.無線LANの設定をいじろうとするとブルースクリーン.なんかもうハード的に無線LANの部品が壊れているんじゃないかと思い,あきらめてAmazonで無線LAN子機をポチリました.
BUFFALO 11n対応 11g/b WLI-UC-GNM2T
\1,209
小さくて安いけど,子機モードと親機モードを同時に使える優れもの.
これなら,PHSモデムを挿せばモバイルルーターとしても使える.何でもできるぞー.
BIOSで無線LANを無効にして,必要なソフトなどをインストールしていたら良いページ発見.
2004年春モデル~2006年春モデル対象 Windows XP用 (CF-W4、T4シリーズを除く) 無線LANドライバーアップデートプログラム(9.0.4.37) ダウンロード - パナソニック パソコンサポート
無線LANドライバキター.無線LAN無効にしたまま古いのをアンインストールして新しいのを入れたら無線LANを有効にしてもブルースクリーンになりませんでした.勝利の時は来た.
今ここにレッツノートR3は十分実用的なマシンとして完全復活しました.
電池もカタログスペックでは6時間持つはずなんだけど3時間くらいしか持たないなあ.大した処理してないのに異様に熱くなるのは気になるけど,もうゴールしてもいいよね.