時をかける少女 映画日記


1983年

放送情報

2020年6月8日(月) BSプレミアム プレミアムシネマ

あらすじ

土曜日.掃除当番だった芳山和子は理科の実験室の掃除中に床に転がっているフラスコから出るラベンダーの香りがする白い煙を吸って倒れる.それからというもの一瞬記憶が飛んだり数秒先の未来が見えるような体験をするようになる.

夜に地震や火災があった次の日の朝,醤油屋の吾朗ちゃんと登校すると屋根瓦が落ちてきて意識が途切れる.目が覚めると夜に地震があった日の朝に戻っていた.同じ1日に気分が悪くなり部活を早退して幼馴染で物知りの深町君に相談すると,それはデジャブだよと説明される.その日の夜はやはり地震があり,同じ場所で火災が発生する.これは単なるデジャブじゃないと深町君に事情を説明して助言を求めると,それはテレポーテーションとタイムリープの能力だと聞かされる.

次の日の朝.屋根瓦が落ちてくる前に吾朗ちゃんを助けると,幼い時に深町君付いていたはずの親指の傷が吾朗ちゃんにあった.疑問に思った和子は深町君の家のラベンダーの香りで深町君が植物を取りに行っている山へテレポーテーションする.深町君は本当のことが知りたければ土曜日の実験室を深く念じろと言い和子を崖から突き落とす.

和子は子供の頃の自分を観測し,親指を怪我したのは吾朗ちゃんで深町君はそのとき既に死んでいたことを知る.そして土曜日の実験室に戻る.そこいた深町君の正体は深町君に成りすまし,貴重な植物を採集するのが目的でこの時代にきていた未来人だった.深町君の周辺の人々は未来の技術で偽の記憶に書き換えられていた.偽の思い出だったとしても深町君が好きで別れを惜しむ和子に未来人は君は気づかないけどまた会えると言い,ラベンダーの香りを嗅がせる.

十数年後,薬学の専門家になった和子は廊下でどっかであったことがあるような青年に実験室の場所を尋ねられる.デジャブを感じつつ誰とは確認せずに別れる.

感想

最初割と最近(1983年)の映画なのに4:3の白黒かよ!?って思ったけどカラーになり,16:9になり一安心.あの辺りで未来人による記憶の改竄が行われていたという演出なのか.

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