2011年
放送情報
2020年12月9日(水) テレビ東京 午後のロードショー
あらすじ
軍人コルターは意識だけを8分後に爆破テロで全員死ぬ列車の乗客に飛ばされ，自分が誰かもわからないうちに爆死し特殊な装置の中に閉じ込められた現実に戻ってくる．自分の置かれている状況がわからないまま爆破の犯人を見つけろともう一度飛ばされる．これはVRによる訓練だと理解し2周目で爆弾を発見するが爆死．オペレーターのコリーンとの会話がどうも噛み合わない．3周目はこれは訓練ではなく8分以内に犯人を探す任務と理解し今度は怪しそうな客を追って途中で下車する．
列車から降ろして助けたはずのクリスティーナは死んだと伝えられる．あの8分間で過去を変えても現実の結果は変わらないと博士が告げる．これから起きるテロを防ぐために犯人を探せと言われまた飛ばされる．
コルターは列車で自分のことを調べ2ヶ月前に戦死していた事を知る．コリーンに聞くと今は脳の一部が生きているだけで自分の体も目の前に見える装置もイメージだと言う．任務完了するまで除隊＝死ぬことは許されないと言われる．
何度も飛ばされついに犯人に辿り着く．コルターが犯人の情報を伝え犯人は見事逮捕される．これで任務完了だが，コルターはダメ元で列車の乗客を救いたいと言い出す．祝勝ムードで席を外している博士の目を盗んでコリーンが飛ばしてくれる．手際よく起爆装置を外し犯人を拘束する．
一方現実では博士がコルターとの約束を破り記憶を消去して再利用しようとしていた．コリーンはコルターとの約束を守るため立てこもり8分経過後にコルターを殺す．
列車の中の時間が停止しコルターの世界が終わった．と思いきや動き出す．コルターはクリスティーナの彼氏としてこの世界で生きていく．この世界のコリーンに「オレと君が爆破を阻止した」とメールを出し，「きっとうまくいく」と仮死状態で任務を待っているコルターへの伝言を頼む．
感想
シュタインズゲートとオカルティックナインを足して2で割ったような神をも冒涜する神映画．コルターに体を乗っ取られて消滅したクリスティーナの彼氏の意識はお気の毒だなあ．
