Dell vostro 3650は今から6年くらい前の2016年9月6日に税込41,380円で買ったもので,R9 360という当時としてはそこそこのグラボも付いてこの価格ということでちょっとした祭りになったPCです.
実際の性能はXboxOneやPS4よりも2割くらい劣るくらいでSwitchでもできるくらいのゲームならかなり快適なんですがPCでしか遊べないゲームパスのゲームを遊ぶとなると相当設定下げないとまともに遊べない感じでした.
参考 エイジオブエンパイア4 【Age of Empires IV】 Xbox Game Pass – 萌駅
補助電源もないし,ケースが特殊なので電源取り替えるのも困難だしグラボの交換は諦めていたのですが,補助電源無しで動作する最新グラボRX6400の登場ですよ.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6400 GAMING 4GB GDDR6が税込 18,300円だったので衝動買いです.
なおバックに映っているのはグラボが届くのを待ちながらR9 360でデス・ストランディングをプレイしている様子です.低設定でもフレームレートが24fpsくらいしか出なくて映画のような重厚感でした.
ブラケットの付替えにやや苦戦
デフォルトだとロープロファイル用のブラケットが付いているので,標準サイズのブラケットに付け替えます.PCのケース開けるときに使う普通のドライバーでは合わなくて,やや細いドライバーともっと細いドライバーが必要でした.もっと細いドライバーは持つとこも細くて力が入らず回らなくて焦った.けっこう固い.ラジオペンチで持つところ挟んで回しました.
上で見切れているのがR9 360のグラボです.RX6400のグラボはこんなに小さくて大丈夫なのかと心配になるほど弱々しい大きさです.
Dell vostro 3650のケース内はけっこう余裕あります.ロープロファイル,1スロットのタイプではなく標準サイズで2スロット占有するタイプでも大丈夫そう.まあしかしこれが一番安かったのでね.
FF15ベンチ フルHD標準設定でやや快適
BIOSとかいじるまでもなくただ差し替えただけで映りました.AMDからドライバをダウンロードしてインストールして準備OK.数日前にFF15ベンチやっていたので比較してみました.
上がR9 360の時,下がRX6400の時.
うおーやや快適きたー.約3倍.
なおDell vostro 3650の初期状態からいじったところをまとめると
メモリ8GBに増設
HDDをSSDに換装
Radeon R9 360からRX6400のグラボに交換
Core i5-6400のCPUにRX6400のグラボだなんてゴロが良いな.もうこのCPUのためのグラボのようだ.
デス・ストランディングもフルHD標準設定で55fps前後くらいで動いてやや快適です.AoE4だとフルHD標準設定で8人対戦でも序盤は70fpsくらいでユニット増えてくる終盤でも60fps以上はキープしていてやや快適でした.
RX6400のグラボのダメなところ 本当に録画ができない
この感動を伝えたくて録画しようと思ったら録画できねえ.録画支援機能はカットされているということは知っていましたが多少CPU負荷が重くなるだけでできないことはないんでしょ? と高をくくっていましたが,Windows標準のゲームバーでは録画ボタンが押せなくなりました.
有料の録画ソフトの体験版をいくつか試してみたのですが,フレームレートが半分くらいに落ち込んでとても実用できる感じではなかったので録画は諦めました.
RX6400のグラボはこんな人におすすめ
普段はXbox Series XやSでゲームパスのゲームを遊んでいて,たまにPCでしか遊べないゲームパスのゲームを遊びたいけど5年くらい前の作業用PCしか持っていない人にはマジオススメ.XboxOneの2倍以上3倍未満くらいの性能なのでXboxOneやPS4で動くようなゲームならやや快適に遊べます.Xbox Series Sの75%くらいの性能かな.設定落とせば最新のゲームも遊べるぞい.
これであと3年戦える.
参考動画
【スリムタワー改造】DELLさんの格安スリムタワーを改造して3万円台で最新ゲームもプレイできるPCを作る!【ゲーミングPC自作】
スリムケースのPCだとGPU温度80℃くらいまで上がるようですが,ずんぐりしたケースのDell vostro 3650だとGPU酷使しても70℃くらいまでしか上がりませんでした.もともとグラボ付いてたケースだしちゃんと排熱できてそう.