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羅生門 映画日記


1950年

放送情報

2020年3月28日(土) NHK

あらすじ

飢饉や戦などで酷い時代の京の都.荒れ果てた羅城門である殺人事件の証人として今で言う裁判に参加していた第一発見者と事件前最後に被害者とすれ違った坊さんが雨宿りをしていた.そこにやってきた下人に2人は飢饉や火事や戦よりも恐ろしい体験をしたと裁判の話を聞かせる.

盗賊の証言.男を縛って目の前で女を寝取った.男を殺すつもりはなかったけど,女に2人の男に恥を晒すのは耐えられないので殺し合ってと頼まれたので正々堂々と戦って殺した.女は逃げた.

女の証言.縛られた夫の前で盗賊に手篭めにされた.盗賊は逃げた.夫が蔑んだような目で私を見たので気が動転して気づいたら短刀が夫に刺さっていた.

死んだ男の証言.ただしソースはイタコ.盗賊は妻を手籠めにしたあと口説き出した.妻はうっとりと盗賊を見つめオッケーし,盗賊に私を殺させようとした.盗賊は妻に呆れ,妻は逃げ,私は縄を解かれ妻の短刀で自害した.

裁判では言わなかったけど実は一部始終を見ていたという第一発見者が3人共嘘をついてると真実を語る.盗賊は強姦後に女に妻になってくれと頼み込んでいた.自分の口からは言えないと男の縄を切る女.男はこんな女に命をかけるつもりはないと突き放す.女は大笑いしてどっちも情けない男だとけしかける.男と盗賊がおっかなびっくり刀を交える.男を追い詰めた盗賊が震えながら刺した.びびって女逃亡.盗賊は腰が抜けて追えなかった.

近くで赤子の泣き声が聞こえる.下人が赤子をくるんでいた着物を盗むと第一発見者が責めるが,お前こそ女の短刀盗んだのに黙ってたんだろと図星を突き羅生門を去る.一瞬警戒する坊さんだったが赤ん坊を育てたいと言う第一発見者を信じて赤ん坊を託す.

感想

お婆さんが死体から髪の毛抜き取ってカツラ作る話かと思ったら違ってた.盗賊の証言が一番事実に近いと感じたけどこれは立場によって意見が分かれるかどうか興味深いです.第一発見者が嘘を言っている可能性もあるしなあ.虚構推理で再現映像が事実と違うっていうのが革新的だと思ったけど白黒の時代からあったのかあ.